あの日にかえりたい

naomiを再構築するときに日経Linuxを参考にしてやったということは以前書いた。その時にファイルのバックアップ方法として複数の手段を用意した。
まずはRAID1。ソフトウェアRAIDではあるが手軽だし問題あるまい。
次にDDS-3テープドライブ。テープ一本に最大24ギガバイトまで保存できる。ただ磁気メディアなので磁石を近付けたらアウトかもしれない。
そして新しく投入したのがDVD-RAMドライブ。中古だが5000円程度で買えたしランダムアクセスできるのが強みだ。磁気などの影響も受けにくい。
ところが複数ユーザーが同時に利用する可能性のあるLinuxではバックアップ中にデータが書き換えられたらどうなるのか、という問題があった。この問題を解決するためにはシステムを一度シングルユーザーモードにしてからバックアップをとるというのがこれまでの常道だった。しかしログインしているユーザーを全員追い出してからシングルユーザーモードにしてバックアップをとるというのは何とも面倒臭い。この問題を解決してくれるのがLinuxのLVM機能である。LVMのスナップショットという機能を使えばある瞬間のバックアップができるらしい。で、今回は本格サーバー(本当はoshikoji以外誰も使わないのだが)ということでLVM機能も利用することにした。