ケース取り壊し&作成

oshikoji2003-12-31

 HDDの温度を測ってみたら52度だった。う〜む、通風が出来ていないようだ。SMARTの値だからまああてにはならないかと思っていたが止めて触ってみてもやっぱり熱かった。
 したがってケースを作り直した。

 …って、またダンボールかよ!
 しかし今回のは違うぞ。まず電源をATXからmicro-ATXに変更。一見グレードダウンに見えるがmicro-ATX電源は冷却ファンの位置がCPU付近に来るように設計されており、しかもこの電源は吸気ファン、つまり外気を吸い込んで筐体内に吐き出すようになっている。このファンが作り出したエアフローの真上にCPUとHDDという二大熱源を配置して冷却を行うようになっているのだ。また、通常のmicro-ATXケースだと電源が上部に来ることが多いが今回はマザーボードごと上下を入れ替えて電源が下に来るように配置した。このことでケースの安定性と自然対流(暖かい空気は上部に移動する)を利用した排熱*1を得ているのである。どうだすごいだろう。ちなみに自然対流うんぬんの部分は我が愛するPower Mac G4 Cubeのアイデアを全く真似たものである。
 この改良によってHDDの温度は26度まで低下した。次は素材を変えて本格的な箱を作る予定。

*1:冷却ファンの力に比べればほぼ無視できる微々たる力だが