さてoshikojiがIIciと初めて出会ったのは中学1年生のときであった。たしかClassic、IIsiなどとともに新聞の全面広告を飾っていたように思う。そのときにciに組み合わされていたモニタがPortrait monitorであった。
当時のMacintoshは*1画面上に表示されたものをプリントアウトするとそのままのものが出てきた。姿かたちだけではなく、大きさもである*2。だから「タイトルをあと3センチ右に寄せよう」というときには画面に定規を当てて3センチ動かせばよかったのである*3。
現在では、モニタの解像度が自由に変えられるためこれはできなくなっている*4。
Portrait monitorはジャストA4サイズの表示面積を持つ。まさに書類作成用に生まれたようなモニタだ。
そして、IIciと組み合わせたときのバランスの美しさ。世界にかっこいいコンピュータはいくらでもあるが、oshikojiはこの組み合わせが世界で最も美しいコンピュータだと思っている。