15日に買った2台のWD20EARSのうち、一台は実験機のZFS RAID-Zアレイの修理用に使ったのだが余った一台を動作確認せずに放っておくのもまずいのでメインサーバー(昨日squeezeにアップグレードしたもの)のZFS RAID-Zアレイのハードディスクを置き換えることにした。
さて、debian lennyからsqueezeに置き換えたときに奇妙な現象が発生した。ZFSで使用しているドライブを見るためにはzfs statusコマンドを実行するのが手っ取り早いが
config: NAME STATE READ WRITE CKSUM zhome ONLINE 0 0 0 raidz1-0 ONLINE 0 0 0 disk/by-id/scsi-SATA_WDC_WD20EARS-00_WD-WCAVY2732416 ONLINE 0 0 0 disk/by-id/scsi-SATA_WDC_WD20EARS-00_WD-WCAVY3605382 ONLINE 0 0 0 disk/by-id/scsi-SATA_WDC_WD20EADS-00_WD-WCAVY2239316 ONLINE 0 0 0
こんな表示になってしまったのだ。通常disk/by-id/scsi-なんたらかんたらの部分はsdeとかsdfとかになるはずである。単にoshikojiがデバイスの指定を/dev/sdeのような形式だけではなく/dev/disk/by-idという形式でも出来ることを知らなかっただけなのだが。
しかし、この指定方法を使えばディスクを増設したときに/dev/sd〜の〜の部分が変わってしまうという問題も避けられそうだ。今後ZFSプールを新しく作るときはby-id形式を使うことにしよう。