FreeBSDでもZFSを試してみる

 現在oshkojiはLinux (Debian GNU/Linux lenny)を入れたサーバーでzfs-fuseを使ってZFSを利用しているのだが、こちらは開発があまり盛んではなく、ZFSのバージョンも古い(ZFS version 6)。
一方、FreeBSDにも移植されており、こちらは(8.0-currentを使えば)最新バージョンのZFSを利用できる。
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最新のZFSの面白そうなところは、キャッシュデバイスとログデバイスをストレージプール本体とは別に指定できること。つまり、SSDやVeloci Raptorのような高速デバイスをキャッシュとして使えるということで、これはおもしろそうだと思い実験機にFreeBSDを入れてみた。

 さて、所詮家庭内ファイルサーバーなので、用がない時にはハードディスクは止まっていてほしい。Debian機のほうはhdparmコマンドで一定時間アクセスがないとハードディスクの回転を停止できるのだが、FreeBSDではどうなのか。調べてみるとataidleというコマンドがあることがわかった。さっそく試してみたが困ったことにエラー頻発。どうやらハードディスクがスリープ状態の時にアクセスしようとして、立ち上がってくるまでにタイムアウトしてしまうようでそのままデバッガモード?に落ちてしまっているのだった。8.0-currentではatacontrolコマンドにspindownという機能が加わったのでこちらも試してみたのだが、やはり失敗してしまった。タイムアウト時間を延ばすとか、そのようなオプションはないものだろうか。