NASキット InfraNT ReadyNAS NV+

 NASに限らずハードディスクを使っていてやっかいな点は後から容量を拡張するのが面倒だということ。ファイルサーバならLVMを使えばディスクを追加して容量を拡張することができるが、基本的にJBODなので信頼性に難がある。かといってRAID 5では同じ容量のディスクを用意する必要があるので柔軟性に欠ける。究極はZFSRAID Zを使うことなのだが、Debianではまだパッケージが*1利用できない(FreeBSDは7で採用されるそうだ)。
 今日見つけたReadyNAS NV+はディスクの台数によって自動的にRAIDレベルを変化させることができるのが特長だ。つまりディスク2台のRAID 1からスタートして1台追加してディスク3台の構成になると自動的にRAID 5になるのだ。処理はハードウェアが自動的にやってくれるということで、これはかなりoshikojiの理想に近い物がある。願わくばもう少し小型化&静粛化&低価格化してくれれば言うことなしなのだが…。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0809/readynas.htm

*1:自分でビルドすればユーザー空間では利用できるそうな→http://www.daionet.gr.jp/~knok/diary/?0515