インストールしようとするとどうもリカバリモードは「ミラーモードでインストールしたGLANTANK」の復旧に使うものであって、「DebianモードでインストールしたGLANTANK」の復旧に使うものではないらしい。困った。
1台のハードディスクでDebianモードで使うか、それとも仕様に屈してミラーモードで使うか。
いろいろと調べてとうとうDebianモードでRAID 1を構築する方法を見つけた。
- まず1台目のHDDにインストール
- GLANTANKにつないで起動。システムが自動で展開されパーティションも作成される。パーティションは/dev/hda1 -> ルートファイルシステム /dev/hda2 -> swap /dev/hda3 -> /dev/md0の3つができた。
- 後ろのスイッチで電源を切る。
- インストール用マシンにHDDをつなぎ換えインストーラCDから起動しtelnetできる設定を整える。方法はhttp://web.sfc.keio.ac.jp/~t03792sh/archives/2006/03/glantank_setup.html参照
- GLANTANKにHDDをつなぎ換え起動。telnetできることを確認。
- 電源切る。 # shutdown -h now
- 2台目のHDDをGLANTANKにつなぐ。
- 起動したら2台目のHDDにfdiskでパーティション作成 # fdisk /dev/hdb
- パーティションは/dev/hdb1が/dev/hda3と同じサイズ、残りを/dev/hdb2にした。/dev/hdb1をミラー用にし、/dev/hdb2はswapにしよう。
- mdadmインストール
- 2台目のhddをhotadd。 # mdadm /dev/md0 -a /dev/hdb1
- 動いているか確認。# cat/proc/mdstat
md0 : active raid1 hdb1[2] hda3[0] 292535552 blocks [2/1] [U_] [=>...................] recovery = 6.3% (18523520/292535552) finish=349.9min speed=13048K/sec
このような表示が出たら成功だ。