Gigabyte GV-NX66128DPの発熱

 id:bookstoreさんの日記から飛んでくる人もいるかもしれないので書いておこう。
 http://d.hatena.ne.jp/bookstore/20050820/1124465262#c
 GV-NX66128DPはnVidia GeForce 6600無印とビデオメモリDDR128MBを装備し、PCI-Express x16に対応したビデオカードだ。出力コネクタはDVI-IとD-subを備えていてnViewを使用したマルチモニタも可能。GeForce 6600は450MHzにクロックアップされている。付属のV-tunerを使うとクロックダウンは405MHzまで可能だった。特徴は冷却がファンではなくヒートシンクを使っているということ。また、ヒートシンクはカードの両面に取り付けられておりヒートパイプで結ばれている。
 さてファンレスということで気になる発熱なのだが、まずケースの説明から。oshikojiのケースは星野金属のWindy MT-PRO 2250 U38ATXなので側面パネルに120mmファンが2個ついていて外気をCPUと拡張スロット直上に取り入れることができる。エアフローはかなり良いと言っていいだろう。しかしやはり動作中、とくに3D描画中はヒートシンクがかなり熱くなる。従ってmicro ATXや冷却ファンの少ないケースではやめておいた方がいいと思う。
 画質に関してはアナログ出力と液晶モニタ(EIZO FlexScan L557)の組み合わせでテキストで使用する分には特に問題なし。DVI出力と3D描画は試していないのでコメントできない。