合わせ技でゴー

 そんなわけでPCIカードを挿す位置を変更し、Windows XPの再インストールもすることにした。
 Windowsをインストールするたびに何回もWindows Updateをかけて再起動を繰り返すのは非常に面倒くさい。そのため、Service Packが既にあたっている状態のインストールCDを作るソフトがある。SP+メーカーというソフトがそれで、難しそうな印象があったのでこれまで使ったことがなかったのだが今回はじめて使ってみた。
 実際に使ってみるとService Packを自動でダウンロードしてくれたり、周辺機器のドライバをあらかじめ入れておく機能があったりとても便利。RAIDカードにつないだハードディスクにWindowsをインストールするときはCDから起動するときにF6キーを連打してRAIDカードのドライバをまず読み込まないといけないのだが、そのドライバも組み込んでしまえるので手間がかなり省ける。こいつはいい!といろいろ入れていたら容量が700MBを超えてしまい、CD-Rに書き込めなくなってしまった(死)。
 そこでさらにnLiteというソフトを使い、不要なソフトを削ることに。MSN Messengerなどは使わないしタスクトレイにバツマークのついたアイコンが並ぶのでみっともない。削除。その他にもピンボールIISなど消しまくって700MBに収めることができた。
 さてこの内容をCD-RWに書き込んで、CD-ROMドライブにセットし再起動。ドライバがちゃんと組み込まれるか不安だったがうまくいった。その後はするするとインストールが終了し、念のためWindows Updateをかけてみても更新は表示されなかった。やった、大成功である。