機種依存文字

 久しぶりに新しいカテゴリーを作ってしまった。まあいろいろ考えたことを書いていこうというカテゴリーである。
days of junksは今までほとんどPCの話題で来たのでいちおうPCと絡めたテーマにしようとは思っているが守れるかは判らない。
 さて第一回目は「機種依存文字」について。これは文字コードの割り当てがOSによって異なることが原因で生じる問題だ。たとえば、『まるの中に1』『トン』などが機種依存文字だ。Windowsでは『まるの中に1』と表示されていてもmacでは『(日)』になってしまう。
Windows同士あるいはmac同士でデータをやり取りしている分には問題はないのだがインターネットでは読む人がどんなOSを使っているかなどわからない。機種依存文字を知らずに使ってしまうと読むほうが全く理解できない文字の羅列になってしまう可能性もあるのだ。
 さてこれまでは機種依存文字を使わないでという呼びかけがなされてきた。でも冷静に考えると、macのシェアは日本で3パーセント程度、全世界では1パーセント程度といわれている。仮にLinuxなどのOSを加えたところでWindows有利なのは変わるまい。資本主義においてまず数に多いものに対応し、少ないものは切り捨てるというのはある意味正しいことなのではないかという気もする。一方でソフトウェア側で解決できる問題でもある。実際KDEで動くKonqurorでは「トン」は「・」になってしまったがFireFoxではきちんと表示された。
 実際的な結論としては「化ける可能性があると知った上で注意しよう」ぐらいに落ち着くのだろうが…。みなさんどうお考えですか?